TikTokを中心に、「蛇化現象」という言葉が話題になっています。
少し前に流行った「蛙化現象」と関係のある言葉なのでしょうか。
言葉の由来になった物、言葉の意味、蛙化現象との違いをご紹介します。
蛇化現象とは?
「蛇化現象」へびかげんしょう と読みます。
意味は、
相手の事が好きなあまり、ダサいことをしても、可愛いとかカッコいいと思う。
ということのようです。
痘痕も靨 (あばたもえくぼ)という言葉がありますが、それと同じような意味でしょうか。

一般的にカッコ悪い、ダサいと思われることも、好きな人がやると愛しく思えるということですね。
蛇化現象という言葉はいつできた?
TikTokで、「こちゃもちゃ」(kochamocha.o3o)さんという方が「蛙化現象ではなくて蛇化現象ってものを作ってみた」という動画を投稿していました。

この投稿が、4月5日にされており、どうやらこの投稿が、「蛇化現象」という言葉の発祥となったようです。
動画にある通り、今よく聞く「蛙化現象(かえるかげんしょう)」という言葉の逆の意味を意識して作られた言葉のようです。
動画内では具体的に、「鼻毛が出ていても、気にしない」「小銭を細かく払うためにレジで手間取っていても気にしない」優しい彼女の様子が紹介されています。
蛇化現象と蛙化現象の違い
蛇化現象 相手の事が好きなあまり、ダサいことでも、カッコいい、可愛いと思う現象 蛙化現象 好意を抱いている相手が自分に好意を持っていることが明らかになると、その相手に対して嫌悪感を持つようになる現象 意味を見ると、蛙化現象の真逆の意味が蛇化現象というのは、少し違う気がしますね! 少し前に、蛙化現象の意味が少し変わってとらえられた、「きりまる化現象」の逆の意味と思った方がしっくりくる気がします!
きりまる化現象とは
きりまる化現象とは、YouTuberのきりまるさんが、「蛙化現象」としてまとめた動画が、炎上し、
本来の蛙化現象とは意味が変わってきている!として、これは「きりまる化現象」と、言われた事から広がりました。
炎上した動画がこちらです!
蛙化現象を、「好きな男性から、不意にされたちょっとした行動で気持ちが冷めること」というような意味でとらえ、その例を挙げています。
・遊園地で楽しそうにしてるとき
・彼氏のプリクラの加工が強すぎたとき
・フードコートでお盆もって
こっち向かってきたとき
・食堂でお盆に水を入れて
こぼれないように運んできたとき
・行列に並んでいるとき
など、挙げられた例が
あまりにも些細で理不尽!本来の蛙化現象とは意味が違う!と炎上していました。
今回の蛇化現象の動画では、
鼻毛が出ていても可愛い。小銭を細かく払っていてもえらいねと褒められる。という、このきりまるさんの言う蛙化現象(きりまる化現象)では、冷められるような事例をあげられているため、
きりまる化現象の逆の意味が蛇化現象というほうがしっくりきます。
蛇化現象の蛇の由来は?
蛙化現象は、蛙の由来があります。
Wikipediaより
「好きだった相手」が「生理的に無理」と思うほど逆の感情になることから、グリム童話『かえるの王さま』に例えて蛙化現象と呼ばれる
かえるの王さまでは、醜い蛙が、ステキな王さまに変わりますが、蛙化現象では、ステキな人と思い好意を持っていた人が、醜い蛙のように嫌悪の対象になります。
蛇化現象が、なぜ蛇か?その由来は分かりませんでした。
蛙と似た漢字だから、蛇にしたのでしょうか?
それとも他に何か由来があったのでしょうか?
発祥となった、こちゃもちゃさんが、また由来など明かされることがあるかもしれませんね^_^
まとめ
蛇化現象とは、蛙化現象の逆の意味を意識して作られた言葉のようです。
この言葉も、蛙化現象のように、これから一般に浸透していくのでしょうか。
意味的には、ほっこりして、ステキな言葉ですよね^_^流行ったら楽しそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。